辞書にある言葉で出来た世界

 

新海誠監督の「君の名は。」に「スパークル」というRADWIMPSの名曲がある。

 

その歌詞に「辞書にある言葉で出来上がった世界を憎んだ」という表現があって、初めて聴いて以来ずっと心に残っていた。

 

その意味を考えていると、まさに今という時期とシンクロしていることに気がついた。

 

「辞書にある言葉で出来た世界」とは、これまでの常識で出来た世界。

 

過去に作られたモノや考え方に縛られた世界。

 

新しい発見や価値観が認められていない世界であり、未来を見据える若者にとっては窮屈な世界。

 

そんな世界がコロナによって急速に変わろうとしている。

 

未だ来ぬ「未来の世界」が驚くべき速さで手繰り寄せられている。

 

新しい世界の到来に新しい技術や新しい考え方が生まれ、それを表現する言葉が創出され、新たに辞書に追加されていく。

 

我々は文字通り「今だかつてないスピードで」新しい世界を切り開いている。

 

こんな世界を、二人で、いや、皆で

一生、いや、何章でも、

生き抜いていこう。

 

 

radwimps スパークル 歌詞

https://m.youtube.com/watch?v=M7Se3CxTWxU