死闘の果てに

 

FIFAワールドカップカタール大会がついに幕を下ろした。

 

その最終戦は昨年の覇者フランスと36年ぶり3回目の優勝を狙うアルゼンチン。

 

後半戦の途中まではアルゼンチンの一方的なゲームに見えたが、フランスのエースエムバペ選手の活躍で一気に2点差を追いつき、延長戦にもつれ込んだ。

 

その延長線もアルゼンチンのエースであるメッシ選手の意地のゴールで終わるかと思った後半残り3分でPKを勝ち取ったフランスがまたもやエムバペ選手がプレッシャーを跳ね除け、ハットトリックとなる3点目を上げ、同点になる驚天動地の展開へ。

 

死闘の果ては残酷なPK戦となった。

 

結局メッシ擁するアルゼンチンが勝利を収め、36年振りの歓喜に湧いた。

 

試合の解説者が死闘の後に興奮気味に語っていたことが心に染み渡る。

 

体力も技術も戦術もしかりですが、最後は執念であり、諦めない心が勝負を決する。

 

そして、

 

全てを出し切るからこそ見えるものがある。

 

と。

 

長年に渡りサッカー界全体を牽引してきたメッシ選手に最後の栄誉が与えられたのは決して偶然ではないのではないか。

 

死闘の果てに表れた笑顔が何よりも物語っていた。

 

https://soccer.yahoo.co.jp/wcup/category/2022/game/2022121801/text?gk=18

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