片耳の功罪

 

我々は他者の話は案外聞いていない。

 

片耳で聞いて、もう片方の耳から聞いた話がそのまま出て行く。

 

そんなことは珍しくない。

 

それが仕事の顧客や取引先、はたまた怖い上司であればそんなわけにはいかないし、必死になって頭の中に留める努力をするだろう。

 

しかし、人間はそういつも教科書通りにはいかない。

 

実際、気のおけない仲間や家族、飲み友達との会話は耳半分で聞いているからこそ話が流れ、盛り上がることもある。

 

他愛もない会話がストレスの緩和や人間関係を良くする働きがあるのも事実だ。

 

片耳の功罪を理解して、それぞれの場面でうまく活用すればいい。

 

ま、この話も片耳(片目?)で聞き流せばいい。