サマータイム導入か?
首都圏の電力不足を賄うための方策の一つとしてサマータイムが候補に挙げられている。
これまでに何度となく話題に登っては消えてきた案件が議論の余地のない形で導入される可能性が出てきた。
それほど夏場の電力不足は深刻な問題のよう。
「サマータイム」(夏時間)はアメリカ・カナダでは "Daylight Saving Time" (DST) と呼ばれ、夏の間、太陽の出ている時間を有効に使おうという目的で時計を1時間前倒しにする仕組みのこと。(夏時間が終了する時には時計を1時間元に戻す)
北米では3月2週目から11月1週目までが対象になるために「サマータイム」ではなく"Daylight Saving Time"(DST)としているようだ。
面倒くさそうと思われるかもしれないけれど、実際に体験してみるとそれほどの手間ではなかった。むしろ、イベント的な感覚があって案外楽しいもの。
導入されたなら日本なりの工夫や企画がたくさん出てきて、震災からの復興のシンボルの一つになるのではないか。
日本を元気にする起爆剤の一つになるのではないか。
そんな気がする。
日本経済の中心である首都圏の電力不足を補うため、という大義名分があるのは結構なこと。
これを機に、より節電、よりエコの意識が飛躍的に高まることを期待している。
この国家存亡の危機を敢えてチャンスと捉え、
日本の、
人類の、
進化のきっかけとしたい。
何を大袈裟な、と思われるかもしれないけれど
そうでなければ、
被災された方々の
失ったもの、
二次的、三次的被害を受けつつある人たちから
損なわれようとしているものとは、
到底、
釣り合わないのだから。