とんでもある

昨日のブログでは、「だらしない」という言葉を調べ、「だらしある」状態で終わることができた。
http://d.hatena.ne.jp/norio373/20121120




今日は同じく「とんでもない」という言葉を調べ、「とんでもある」状態で終わりたい。



「とんでもない」という言葉の意味は、「思いがけない」「意外である」「けしからん」というところ。



元々「途でもない(とでもない)」から来ている言葉で「途」は「道」や「道のり」を意味し、転じて「手段」「方法」「物事のあるべき姿、道理」を意味するようになった。



それが「ない」ということで「物事のあるべき姿や道理から外れて酷い」「あるべき道理から外れておかしい」という意味を持つようになった。



最近敬語の間違った使い方が指摘されるようになっている。「とんでもございません」も間違いの一つ。「とんでもない」は一語のため最後だけ変化させるべきではなく、「とんでもないです」と言うべきなのだそう。



とは言え、



言葉の変化は人々が生活を彩るための楽しい遊びの結果であり、移ろい変わるものなので、最近では許容されることも多いという。



まさに「とんでもある」ではないか。