昨日のブログで「論理を超える判断」の存在価値が高まっていること、それを人は「洞察力」と呼ぶと書いた。
改めて考えたい。
洞察力とは何だろう?
どうすれば洞察力を高められるのだろう?
「物事の本質を見極める力」
自分の中で浮き上がってくる洞察力の定義はこれ。
辞書を引くと、こう書かれていた。
物事を観察して、その本質や、奥底にあるものを見抜くこと。見通すこと。
世の中にはいろんな人がいる。
その中でこの人の言うことは凄い!本質を言い当てている!どうしてそんなことがわかるんだろう? そんな印象を抱かせる人たちがいる。
頭の良さや知識の豊富さとはまた異なる力を感じる。
それが物事の本質や奥底にあるものを見通す力と言えるのではないか。
持って生まれたものもあるのだろうし、血を吐くような経験や血が滲むような努力を経て身につけた力かもしれない。
洞察力を高めるためにできること、
そのためにできる唯一のこと、
それは、
人間力を上げること。
苦しみ、悲しみ、深く深く考える。
様々なものを見て、聞いて、体験する。
その繰り返しと積み重ねでしか人間力を高めることはできず、
物事の本質を見通すこともできはしない。