苦手を楽手に

「〇〇は苦手なんだぁ」

 

身の回りでもテレビでも最近よく耳にする台詞。

 

対象は食べ物や飲み物、匂いのような生理的なこともあれば、人や仕事のように範囲がより広いものもある。

 

何かを苦手というのは簡単だけれど、いったんそう口にすると自分自身に刷り込みをすることになる。

 

自分で発した苦手という言葉に自分の脳が反応して、それを刷り込み、苦手意識が強まっていく。

 

軽い気持ちで発した言葉が対象物の可能性を摘み、自分自身の世界を狭めるのは避けたいもの。

 

苦手を苦手と言わないことから始めたい。

 

その先には楽手が潜んでいるのかもしれないのだから。