ビールと同じように、
文章にも喉越しを味わうキレのいい文としっかり味わうコクのある文がある。
リズムとスピード感が喉越し(脳越し?)の爽快感、キレを作る。
奥行きのある概念や美しい響きを持った言葉、その組み合わせが味わい深いコクを作る。
キレを楽しむためにはリズムとスピード感が欠かせない。そのためにはさーっと読むことが鍵。読めることがポイント。
コクのある文章はゆっくりじっくり一語一語を噛み締めながら味わう。濃い言葉で構成されることで価値が倍増する。
重みのある言葉。力の籠もった表現。
キレを求めるのか、コクを愉しむのか、
どちらを売りにしている文章なのか、
それを把握してから文を味わうことで読むことをもっと愉しめるのではないか。