簡単を取る

 

簡単を取る

 

と言っても、難しい道と簡単な道なら簡単な道を選ぶという意味ではない。


Take it easy.

 

という英語の表現の直訳。

 

この英語表現は、挨拶代わりになるほどよく使われる。意訳をすれば、気楽にね、とか、気にしないで、とか、楽観的にいこう、というところか。

 

要は、深刻に捉えなくていいよ、無理はしないで、自分のままでいい、という肯定感を強める言葉。

 

頑張ろう! 力を入れよう! 必死に! という真面目で、深刻にプレッシャーをかける日本的なやり方とは正反対と言っていい。

 

本来の自分の力を出すためには過度な緊張は大敵だ。リラックスして、笑顔で臨むのが理想の形。

 

「難しい」と言うと、脳は自然にそう思い込んでしまうし、「簡単!」と言えば、脳はその通り受け取る。そして、実行に向けて軽やかに動き出す。

 

であれば、深刻に取るのではなく、簡単を取ればいい。

 

Let's take it easy!