2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

月一バズワード ーインバウンドー

「インバウンド」(消費)という言葉が使われだしたのはいつ頃だろう? 中国からの観光客の恐るべき消費意欲は、誰が名付けたかいつの間にか「爆買い」と呼ばれるようになり、多くの企業や業種の救世主になった。 少子高齢化が人類史上最速で進んでいるこの…

イーハトーブ考2

宮沢賢治が言ったイーハトーブ。(イーハトーブ考) それは理想郷ではあるが、 真の意味は、 そこが求める場所ではなく、そこに行って自らが理想郷を作ることである であるそうな。 NHK連続テレビ小説「どんど晴れ」で出てきた台詞だ。 「理想郷」はただ…

身軽になる

PCがいつの間にか重くなる。体が重いと感じる時がある。仕事への足取りが重くなる時もある。人生自体が重くなる。気がつかなないうちにいろんなものを背負っているから。身軽になればいい。身軽になろう。

わからない雨

わからない状態の時にいくら詳しいを説明されてもわからない。山ほど指示を出されても無駄になる。あたかも雨の日に傘を差さずにずぶ濡れになるかのように。何かがわからなくなったら立ち止まって何がわからないのかを自問自答したい。わからない状態をその…

20分の永遠

小学3年生の娘の授業参観後の帰り道での話。 新しい家が建っているのに気づいたので娘と幼なじみの二人に「これいつ頃できたの?」尋ねると 「もう随分前だよ。3年前かなぁ」 と2人が口を揃えて言う。 「そんなわけないよ。3年前なら二人ともまだ保育園生…

問答ゲーム

小学校3年生の娘の授業参観をした。 今回の授業テーマは「ピクトグラム」。いわゆる図像や絵文字と呼ばれるもので男子トイレ女子トイレのマークや非常口マークが有名だ。2020年東京オリンピックまでに利用を広げる動きがあるらしく、今回の授業は子ども…

反応がなくても

何かをすると結果が気になるもの。誰かに何かを言えば、反応が気になるし、誰かのために何かをすれば、つい感謝の言葉や見返りを期待してしまう。当たり前で仕方のないものではあるけれど、気にしないのが一番だ。理由は3つ。1つ目は、反応を気にするのは…

なぞる価値

同じ場所に何度も旅行する、同じホテルや旅館に泊まる、同じ本を何度も読み返す・・・「同じ」が好きな人がいる。個人的には全く逆なタイプと言っていい。旅行するなら毎回違う場所がいいし、せっかく泊まるなら異なる施設がいい。同じ本を読むことは滅多に…

モチモチの木

小学3年生の娘の宿題、音読につきあった。 今日の読み物はあの「モチモチの木」だ。 私が小学生の頃、同じ3年生の時だったように記憶しているけれど、それ以来の再会に静かに感動。 モチモチの木 (創作絵本6) 作者: 斎藤隆介,滝平二郎 出版社/メーカー: …

諸刃の剣 ーサイバーショックー

背筋がゾッとした。NHKスペシャル「NHKスペシャル | CYBER SHOCK<br>(サイバー ショック)狙われる日本の機密情報」という番組を観て。インターネットが社会のインフラとなって久しい。それは人々の日々の生活を変え、人生を変え、世界を変えた。ほ…

剥き出しの我

自分の好きなように生きる、ありのままの自分でいる、自分という存在の核を意識して生きる・・・最近よく言われることだし、このブログでも何度となく取り上げている重要なテーマ。それは、剥き出しの我であれ、では決してなく、あくまで自分のアイデンティ…

そのまえ

先日このブログで そのあと という谷川俊太郎の詩を紹介した。 中国のバブル経済が破綻をきたし、ヨーロッパは難民流入とテロ問題に揺れ、中東はISと原油安の激震に喘ぎ、北朝鮮は核実験を繰り返し、アメリカもまた超格差社会の矛盾に苦しめられている。 株…

正射必中

バレンタインデーは終わったばかりだけれど、チョコレートの世界的なブランド、ゴディバジャパンの売上げが急激に伸びているという。2010年に133億円だったのが2015年には282億円に倍増しているのだ。その立役者は2010年から社長を務めて…

空という自由

空(くう)という自由 お金や物を増やすことに執着せず、 自らにとって最適な食事の量を意識のセンサーでビシッと認知して 食べ過ぎぬゆえに身体は軽く、 心が縛られることなく、どこまでも「空(じゆう)」となるならば、 その自由は無色透明で他人には見…

じぃっと見る

何かをじぃっと見続ける。 その結果、見つかること、わかることがある。 パッと見では気づかないこともしばらく集中して見続けると発見に繋がりやすい。 何かをずっと眺めることで次々に入ってくる情報が頭の中にある課題と繋がるから。視界から入ってくる情…

120円の旅行

青空の下、知り合いの植木屋さんと道で遭遇した。いつもと違ってよそ行きの服装をしているので「あれ、今日はお休みですか?」と尋ねると、「はい、今日は休みにしました」との答え。「いいですね。で、お出掛けですね?」と尋ねると、「はい、ちょっと旅行…

嫌な感情の手放し方

昨日のブログで「嫌な感情は手放す」話を書いた。 今日はその方法について考えてみたい。 人の心は複雑な構造をしているように見えて案外単純なもの。 感情については、泣き笑いや嬉しさと嫉妬が入り混じったような思いは誰もが体験しているけれど、こと意識…

嫌な感情は手放す

嫌なことは誰にだって起こる。いくら捉え方の問題だと頭に言い聞かせても嫌な感情が心の中に湧いてくるのは仕方がない。それでも忘れてならないのは「嫌な感情はできるだけ早く手放す」こと。後生大事に胸に抱き締め、心の中に嫌な感情を持ち続けない。それ…

鬼の天国

冬枯れした芝生の上に寝転ぶ。大の字になって。空は抜けるように青く、広い。節分を越えて春の節に入った太陽は光を力強く地表に降り注いでいる。あ〜至福の時・・・あ、鬼にタッチされた。今度は追いかける番だ。小さな鬼たちが至るところで追いかけっこを…

自分の道

今朝のNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」で眉山惣兵衛が囲炉裏を囲んで家族に熱く語り掛けていた。親の言いなりに生きようとした。自分にはその道しかあれへんとしか思てましたんや。この世のどっかに他の道があるやなんて、そないなこと考えたことも…

核の両面

自分という存在の核の部分について考えた。理想は、したいことをする、自由でいる、心の命ずるままに生きる、だ。と言っても、それは必ずしもエゴ(=自分勝手)を意味しない。心の奥底にある何かを呼び醒まし、引き上げる。大いなる何かによって与えられた使…

字のない絵本

「絵のない絵本」がある。絵のない絵本 (新潮文庫)作者: アンデルセン,Hans Christian Andersen,矢崎源九郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1952/08/19メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 23回この商品を含むブログ (54件) を見る反対に、子どもの語彙を増や…

がらがらどん

「三びきのやぎのがらがらどん」という絵本がある。 絵本作家マーシャ・ブラウンの1957年の作で世界中で人気のある傑作だ。 三びきのやぎのがらがらどん (世界傑作絵本シリーズ) 作者: マーシャ・ブラウン,せたていじ 出版社/メーカー: 福音館書店 発売…

賛否両論ある絵本

賛否両論ある絵本 それが話題を集めているそうな。 普通の絵本は、子供向けゆえに、わかりやすい教訓が散りばめられている。 道徳的で勧善懲悪で誰も異論を唱える余地はない。 そんな妖精の住む世界に「賛否両論ある絵本」が跋扈し始めた。 ママがおばけにな…

最強の学習法

最強の学習法、それは、インプットとアウトプットを繰り返すこと。ただそれだけ。見て、聞いて、読む、それがインプット。話す、書く、自分の言葉で話し、自分の言葉で書き、自分なりにまとめる。それがアウトプット。それらを繰り返すことでインプットした…

無駄が創り出すもの

マンホールコレクションをしている。 以前は年一回だったものを去年から年2回行っている。 マンホールコレクション6 マンホールコレクション5 仕事をしていてもプライベートでも「必要」という状態は何かをする力になることは間違いない。 「必ず要る」か…

長い目

長い目で見なければならない そんな風に感じることがここ最近続いている。 一例を紹介しよう。 いつもの散髪屋さんに行くとあの人がいた。 愛想が良くて接客は完璧! でも肝心の散髪の技術力が追いついていない店員さん。(アンバランスになっていないか) …

世の中を照らす灯り

街を歩いていると目の前に工事車両が立ちはだかった。見上げると街灯の電球交換をしている。交換をしている人、工事車両を運転している人、安全確認をしている人、パッと見ただけで3人が作業に当たっていた。街中に数十メートルおきにある街灯。その一つひ…

君という集合体

君は、これまで君の心が 思ったことの集合体 君という存在は、過去に「何を考えたか」によって、その考えたり感じたりした内容が、ひとつひとつ心に蓄積されミックスされた結果のつぎはぎとして、今、ここに立っている。 すなわち君とは、これまで君の心が思…