2012-01-01から1年間の記事一覧

師走に走る

今日から12月が始まった。 2012年もあと1ヶ月を残すのみ。 その大切なスタートの日。 「師走だ・・・」 ふと呟いた。 「そう言えば、師走の語源は何なんだろう? 師匠、教師が走るほどに忙しい月ってホントかな?」 調べてみると・・・ 師走の語源は…

月一雑誌 ーBiCYCLE CLUBー

今年の月一企画「今までに一度も買ったことのない雑誌を買ってみる」もいよいよ残り2回となる。 最後から2回目の今月号には"BiCYCLE CLUB"を選んでみた。 チャリンコ、チャリ、ママチャリ、じでんしゃ・・・ 小さい頃から自転車は生活の一部であり続けた。…

自分を破壊する一歩手前

自分を破壊する一歩手前の負荷が、自分を強くしてくれる。 哲学者ニーチェの言葉である。 体を鍛える時も心を鍛える時も全く同じ。 しんどくなってそこでやめてしまえば、進歩はない。 世界は広がらない。 しんどくなってきたら、 つらくなってきたら、 喜ぼ…

三重幸への道

昨日のブログで一つの問題を過去と現在と未来に渡って悩むことを「三重苦の悩み」と称した。 過去に起こった出来事を精査し、対策を考え、実行すること(=立ち向かうこと)で問題は霧消すると喝破した。 http://d.hatena.ne.jp/norio373/20121127 今日は敢…

三重苦の悩み

問題が自分の中でどんどん大きくなることがある。 過去に起きた出来事を必要以上に深刻に捉え、悩み、未だ起こっていない未来に同等の、時にはそれ以上に大きな問題として発生することを思い描いてしまう。 言わば、三重苦の悩み。 その苦しみから自分を解放…

街の中にある海

街の中に突如海が出現した。 場所は京都駅のすぐそばにある京都水族館。 考えてみれば、水族館は海の近くにあるのが相場だったけれど、ここは言わずもがなの内陸に位置している。 今年3月14日にオープンしたばかりで、他にも東京スカイツリーの近くや品川…

幻想郷にて

この幻想郷はここ。 なばなの里 http://www.nagashima-onsen.co.jp/nabana/illumination/index.html/

14の心

「聴く」という漢字は「耳」と「14(十四)」と「心」という字から成り立っている。 耳を大きくして、14の心(頭脳を意味する)を使い、話手の心の声を理解しようとする。 それが「聴く」。 耳を小さくしても聞こえてくる「聞く」とは次元が違う。 聞く…

諦めの境地

昨日のブログで「しょうがない」という言葉をきっかけに日本人の思想と文化について考えた。 http://d.hatena.ne.jp/norio373/20121122 その最後に「しょうがない」は「諦めの境地」ではあっても「敗北」を意味するものではなく、異なる観念を包含することを…

しょうがある

一昨日、昨日と普段よく使う表現の「ある版」についてその使い方と語源を調べてみた。 だらしある http://d.hatena.ne.jp/norio373/20121120 とんでもある http://d.hatena.ne.jp/norio373/20121121 今日もその続きで、 「しょうがない」にスポットライトを…

とんでもある

昨日のブログでは、「だらしない」という言葉を調べ、「だらしある」状態で終わることができた。 http://d.hatena.ne.jp/norio373/20121120 今日は同じく「とんでもない」という言葉を調べ、「とんでもある」状態で終わりたい。 「とんでもない」という言葉…

だらしある

だらしないという言葉を何気なく使ってみて、ふと「だらし」って何だろう? と疑問が湧いた。 調べてみると、面白いことがわかった。 元々「しだらない」(「自堕落」「ふしだら」から来たという説あり)という表現が音節順序の入れ替えで起こったのではない…

怖いもの知り

「怖いもの知らず」 ではなく、 「怖いものを知った」上で戦うことに価値がある。 初心者や若者の特徴の一つとも言える「怖いもの知らず」は時に「無鉄砲さ」や「猪突猛進」を引き起こし、「ビギナーズラック」や「大金星」を生じさせることがある。技術や経…

日本最初のオリーブ樹

オリーブの樹の原産国は地中海周辺と言われ、元々日本元来の種ではない。 そのオリーブ樹が日本に初めて持ち込まれたのがいつ、どこから来て、どこに植えられたかご存知だろうか。 答えは、ここに。

ギネスブック認定

「ギネスブックに認定されました。」 そう知り合いから連絡を受けた。 ??? ギネス記録を出すような特技を持ってるなど聞いたことがなかったので尋ねてみると・・・ その記録は、10時間24分38秒19をかけて達成されたとのこと。 それほどの時間をか…

相対性の罠

我々日本人が嵌っているのは「相対性の罠」なのではないか。 そんな思いが頭を掠めた。 八百万の神々が住むとされる日本にあってこの世に存在するものは全て相対的であると考える傾向が日本人にはある。 一方、欧米ではキリスト教の影響が色濃く、現実的には…

流れ作業の製品

年に一度の健康診断が始まった。 受付で予め渡されていた問診票と検便検尿を渡す。その時初めて検尿容器を入れる小さな袋を事前にもらっていたにも拘わらず、検便用のものに一緒に入れていたことに気づく。受付の人は嫌そうな表情一つ浮かべることなく、検便…

強くなれ!

強くなれ! 他の誰でもない自分に活を入れる。 強くなれ、強くなれ、強くなれ! いつの間にか身の回りで起こることに対して受け身になっていた。 受け身になれば、降りかかることをこなすだけで精一杯になっていく。 その量が多くなり、重くなるにつれて自然…

雨としかめっつらの関係

地下から地上に出てみると外の世界は薄暗かった。 「午後4時過ぎでこんなに暗かったっけ?」 そう思ったとたん、空が分厚い灰色の雲に覆われていることに気がついた。空は今にも泣き出しそうだ。 自転車に跨り、目的地に向けて漕ぎ始める。雨が降る前にと、…

ポイントを外すことの効用

ポイントを少し外すことの効用について思いを馳せることになった。 物事には全てポイントというものがある。 バットの芯で捉えることでホームランになる、物事の本質を捕まえることで評価される、ポイントを押さえた指導で効果が高まる・・・ ポイント=要点…

iPhone 5

今日、iPhone 4から5にアップグレードした。 注文をしてから2,3週間はかかると思っていたら、なんと昨日在庫が入ってきたばかりでその場で手に入った。自分でも少々驚いた。 iPhone 4に変えたのは2年前の8月のこと。 人生が変わるのではないかという衝撃は今…

5296の無駄遣い

ちょうど1週間前の日本経済新聞の記事に目を丸くし、次に釣り上がった。 税金無駄遣い5290億円 昨年度、過去2番目 検査院報告 復興予算を重点検査へ(2012-11-03) 会計検査院は2日、国の2011年度決算の検査報告をまとめ、野田佳彦首相に提出した。税金の無…

守破離

「守破離」(しゅはり)という言葉をご存知だろうか。 日本の伝統的な武道や茶道、芸能の世界でよく使われる言葉である。 「守」とは初心者が指導者の話をよく聞き、長い歴史の中で培われた型を「守る」ことから修行を始めることを指す。 経験を積み、技術を…

深は新なり

深は新なり そんな素敵な言葉に出合った。 深く掘れば掘るほど新しいものに出合えるということ。 いつもの仕事、いつもの職場、いつもの家族・・・ 表面的なことだけを繰り返していれば、全てがマンネリになり、当たり前になってしまう。 毎日顔を合わせてい…

サイレントピリオド

原因と結果の間には幾ばくかの時間が要る。 行動し、その成果が出るまでには幾らかかの時間がかかる。 その間の時間を「サイレントピリオド」と呼ぶ。 文字通り「沈黙の期間」である。 我々は何かをするとその結果をすぐに求めてしまいがち。 ダイエットを始…

描写する力

ある物体を言葉を使って描写してみる。 ある風景を言葉を使って描写してみる。 ある人物を言葉を使って描写してみる。 普段何気なく使っている言葉は万能ではなく、描写されたモノと実際のモノとは恐ろしいまでに異なることも珍しくはない。 それでも言葉を…

空の距離感

分厚い雲が広がる暗い空から一瞬光が漏れた。 不安定な大気が引き起こす壮大な空のショーだ。 数分毎に空全体がパッと明るくなる。 しかし、 雷鳴が轟くことはなく、雨もポツリポツリと落ちてくる程度である。 「ゆうに2、300キロは離れているでしょう」…

客観的な世界

電車から吐き出された人達がプラットホームを歩いている。 颯爽と歩く人もいれば足取りの重い人もいる。 みんながみんな一方向に歩いていく。 プラットホームの出口という一つの目的地を目指して。 その先はもちろん人によって異なる。 職場を目指している人…

思考の始点3

私たちは知らず知らずのうちに「自分は正しい、他の人は間違っている」と思いがち。 謙虚な人や自分に自信を持てない人であっても心のどこかでは同じ感じ方をしている。そうでなければ個の存在として生きていくことが難しいから。究極的には生きていくことが…

思考の始点2

昨日のブログでは「思考の始点」と題して、ないものから物事を考えるのか、今あるものから考えるかによって全く思考パターンが変わり、幸せ感が変わると書いた。 http://d.hatena.ne.jp/norio373/20121101 今日も「思考の始点」について異なる視点から考えて…